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ハクはどんな風に考えてるのかな?

よく犬の知能は人間の3歳児くらい、とか聞きますよね。
でも私はずーっと、3歳の子どものどんな能力と比較して言ってるのかな?と疑問でした。
記憶?社会適応力?言語?
どんな尺度で測っているのかな?
たぶん人間と同じ尺度では測れない。
でも単純に種が違うからわからないよと片づけずに、決定的に違うのは何かなぁと突き詰めるとセルフアウェアネスなんじゃないか、と思ったんです。


うぬぼれる脳―「鏡のなかの顔」と自己意識 (NHKブックス)うぬぼれる脳―「鏡のなかの顔」と自己意識 (NHKブックス)
(2006/03)
ジュリアン・ポール キーナン、ディーン フォーク 他

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これももう古い情報になっちゃたのかな~
この記事で””で囲った部分はこの本からの引用です。



セルフアウェアネスというのは、
”自分自身の心的状態を省みる能力であり、自己を他者とは異なる存在ととらえる能力”
だそうです。

ハクと生活していて、人間とはどこか発想が違うよなぁと思うのは、きっとこのへんの精神的な発達というか心の構造が違っているからなんだと思うのです。

セルフアウェアネスを持っている動物は人間の他にチンパンジーやオランウータン、まだ確証は得られてないようですがイルカもあるかもしれないそうです。

たとえばこんな実験でセルフアウェアネスを持っているかどうか調べようとしています。
チンパンジーに、事前に鏡を見せて、その後チンパンジーが気づかないうちに顔にマークをつける。
そして鏡を見せ、チンパンジーが自分の顔のマークを調べるかどうか。

自分の顔に付いたマークに手を伸ばしたりしてマークを調べるそぶりをすれば、鏡に映った姿が自分だと分かっているということになり、したがってセルフアウェアネスを持っている。
この実験を人間の子どもに行うと2歳くらいまでにはできるようになるらしいです。
犬は・・・できないんじゃないかなぁ。
犬を対象に行った実験があるのかどうか知らないのですけれども。
少なくともハクはまず間違いなくできないでしょう。

さらに、
「心の理論」と呼ばれている機能が人間にはあるのですが、これは、
”他の人が何を考えているのか推測、判断すること”
という働きです。
これもおもしろい実験があります。人間用のテストですけど。

被験者に、キャンディーと書かれた箱を見せます。
箱を開けて、中にえんぴつが入っていることを被験者に知らせます。
被験者に「あなたの友達は、箱に何が入っていると言うと思う?」とたずねます。

心的状態の帰属ができる人は「お菓子」と答えるわけです。
友達は箱の中を見ていないから、中身は箱に書いてあるとおりのお菓子だって思うだろう、という仕組みです。
自分の思考と、友達の思考を区別していますよね。
これができるようになるのはだいたい4歳児からと言われているようです。

こんな風に、
”セルフアウェアネスが自分自身の思考を理解することと密に結びついているのなら、セルフアウェアネスは他者の思考を省みる能力を生じさせているのではないかと推定できる”
そうです。

だから例えば、「悪いって分かるようにしっかり叱らなきゃ」は犬の思考では理解できないのでしょうね。
「自分は悪いことをしたんだ」という罪悪感の情動は、
”「何らかの要求や期待に応えられなかった自己」というモデルをつくる能力が必要”
なんですよね。
それはセルフアウェアネスを必要とする情動です。
だから犬に善悪について考えることを求めるのは酷なことだし、たぶん、その人間の想いは通じることはないんだろうな、と私は思います。
他にも、うぬぼれ、プライド、恥、などもセルフアウェアネスが必要だそうです。

最近ハクの止めて欲しい行動を無くすのに成功し始めているのですが、それでよーくわかったことは、ハクはそれが悪いことだとか、私が止めて欲しいと思っているなんて、これっぽっっっっちも思ってない!
ただ習慣だったり、良いことがあったり、気分が良くなったりするからやってるだけだったのだなって実感しています。

こうやって書いてみると、私たち人間が何気なく行っている行動とか考えとかがいかに高度かわかります。
こういう部分で、人と犬とは違う世界に生きているのだなと感じます。
犬は人間と同じようには考えない。
だから犬の感じた世界を人間の言葉で表現するという方法にはどこかで無理が生じるのだろうなと思います。
もちろん犬にも感情とか思考はあるし、学習の原理は人間と同じ。犬が劣っているのではない。ただ思考の方法が違うだけ。
こういう事を知ってると、より犬に分かりやすい方法で接しようと思いますよね。
どういう方法が分かりやすいのかっていうヒントにもなるし。
犬に優しくなれるような気がします。
ハクがますますかわいくなる♪
あ、いちおう書いておきますが、私はこういうことに詳しい訳じゃなくて、本を読みかじった程度の知識ですので、間違いも書いていると思います。
どうぞ温かい心で読んでくださいね(^^;)

-2 Comments

トミハハ says...""
先日のつくばでは、お世話になりましてありがとうございます!
広場のど真ん中でいきなりモグモグしだしたハク母さん、とても素敵でした!(笑)

今日の記事、すごーく面白かったです!寝る前に読んでたんですが、思わずコメントです!

犬の知能は人間の3歳児程度だって、一体何をもってそう言われているのか私も不思議でした!とても面白そうな本ですね、私も探して読んでみます!!

鏡、トミーも自分だと認識していないと思います。散歩に出るには、マンション内のエレベーター(鏡付き)に乗らなくては行けないのですが、全く気にしていません。自分だと認識していないどころか、鏡というもの自体よくわかっていないですね、とほほー。

ちょっとこの本とは違うのかもしれないのですが、昔チャーリーママさんがオススメされていた犬の科学という本を読んで、想像していた犬の脳と実際の脳の違いを知ってガッガリというかアレレと思ってしまった記憶があります。
でも、今はそんな犬が愛しいと思えたり、優しく対応するための知識と思えるのだから不思議ですねぇ♪どうやったら思考の違う犬に優しくわかりやすく、伝えるか。考えるのも楽しいです!
2012.03.30 03:03 | URL | #- [edit]
ハク母 says..."♪トミハハさん"
こんばんは!
お返事が遅くなりましてごめんなさい~

>先日のつくばでは、お世話になりましてありがとうございます!
>広場のど真ん中でいきなりモグモグしだしたハク母さん、とても素敵でした!(笑)

この間はお世話になりました。
あのリンゴは実はハク用に小さく切ったやつで、見てたら食べたくなっちゃったのでございます(爆)

>今日の記事、すごーく面白かったです!寝る前に読んでたんですが、思わずコメントです!
>犬の知能は人間の3歳児程度だって、一体何をもってそう言われているのか私も不思議でした!とても面白そうな本ですね、私も探して読んでみます!!

おもしろい本ですよ~
でももしかしたらもっと新しい本が出てるかも、です。
私も調べてないけど(^^;)

>鏡、トミーも自分だと認識していないと思います。散歩に出るには、マンション内のエレベーター(鏡付き)に乗らなくては行けないのですが、全く気にしていません。自分だと認識していないどころか、鏡というもの自体よくわかっていないですね、とほほー。

ハクも玄関の姿見に自分が映っても反応なしです。
でも・・・反応する子もいそうですよね、わからないけどー。
吠えちゃう子とかいそう~

>ちょっとこの本とは違うのかもしれないのですが、昔チャーリーママさんがオススメされていた犬の科学という本を読んで、想像していた犬の脳と実際の脳の違いを知ってガッガリというかアレレと思ってしまった記憶があります。
>でも、今はそんな犬が愛しいと思えたり、優しく対応するための知識と思えるのだから不思議ですねぇ♪どうやったら思考の違う犬に優しくわかりやすく、伝えるか。考えるのも楽しいです!

犬の科学っていう本もそういう系の内容なんですね!
おもしろそうだぁ。
ぜひトミハハさんの感想をアップしてください♪
2012.04.02 21:22 | URL | #- [edit]

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