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ハクとの出会い(後編)

さて、前回書いたとおりご縁があって我が家に来たハクですが、一緒に生活し始めるてみると、今まで出会ったことのないタイプのワンコだということがわかってきたのでした。

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ハクは2008年2月16日に我が家にやって来ました。

その日はわたしと母が車でハクを迎えに行きました。
保護主さん宅から我が家までの車中、まずはじめにしたことは迷子札の装着。
ここでもし逃げてしまったら戻ってくることはないと思っていたので、事前に迷子札を用意していました。

そして我が家に到着。
大興奮で父に対面、しばらくは落ち着きなく庭中嗅ぎ回って、そのまま今後の生活場所となるサークルへ入ってもらいました。

ハク
初日の写真

しばらく一緒にいて、落ち着いてきたかなぁというところでわたしは家の中へ。
すると「ウオーン、ウオーン」と遠吠え。
当時は「無駄吠えには無視」というのを信じていたわたしは、会いに行くかどうしようか、と迷ったのですが母の「今が信頼関係のはじめだから、行ってやんなよ」の一言に、それもそうだと思い、吠えるたびに会いに行きました。
その後24時間は一人にされると遠吠えしていましたが、あるときパタッと吠え止み、寝始めました。

余談ですが、その後我が家に来て7ヵ月後に一時期同じ遠吠えがありました。
この時はハクの中で不安のぶり返しがあったのかな、と今は思っています。


その後の数日間は、ハクの不思議行動にびっくりし通しでした。
まず、見るものすべてに突進…というか散歩中は常に突進。
というのも、道の脇に置いてある石やらビニール袋やら、自転車・自動車にすごい勢いで近づこうとしていたからです。
ましてや人・犬なんかを見つけちゃった時にはわたしが引き倒されそうなほどの勢いで突進しました。

また、足裏の感覚が鈍いのか、何度も用水路に落ちる。
足に力がなくて直径1cmの木の枝を踏んでもよろける。
わたしがおいしいものを持ってても匂いがわからないのか全然反応しない…。

すべてにおいて経験不足という印象でした。

そして、サークルの中では、寝っ転がっておとなしく撫でられていたと思ったら突然スイッチが入って飛びつき&甘噛み。
おすわりもなーんにも教わったことはないようで「オスワリ」「スワレ」「シット」と色々な指符と言葉でやってみましたがまったく知らないようでした。

そう、まるで子犬同然の状態だったのです。
まさに巨大な子犬!


正直、こんなにものすごい犬だとは思っておらず、わたしは途方に暮れました。
でもハクとの生活をストップすることはできないので、なんとか毎日散歩をして、まずはオスワリから教え始めました。

と、こんな野生児のようなハクにもいい部分はありました。

第一に、素直で人を疑うことを知らないこと。
ハクはうちに来た当初から人の誘導には屈託なく着いてくるコでした。
例えば、車に乗るときも人が乗れば自分もピョンと飛び乗り、ご飯のお皿も守ったことはなく、骨ガムをわたしに取られてもキョトンとしていました(今は取られることを警戒しています…わたしの対応がまずかったから^_^;)。

第二に、ものごとに対する恐怖心がなかったこと。
ハクは今までに、「はじめからそれを怖がった」というものは、一つもありません。
火も、雷も、工事の騒音も、病院(これは後に嫌いになりました)も、人も犬も!

普通、社会化期に慣れていないものは警戒するものだと思いますが、ハクの場合は好奇心の方が勝っていたのか「怖いと思う経験がないものは怖くない」と思っているようでした。

一緒に生活し始めてしばらくたち、ハクの様子を見ているうちに、以前はどんな飼われ方をしていたのかがだんだんわかってきました。

飼育場所はきっと室内のケージ。
ハクはうちに来るまでは「白い部分が本当に白い」毛をしていました。
外生活をしていればどうしても土色になってくるものです。
それがなかった。
それになぜケージなのかというと、興奮するとちょうど小さなケージくらいの範囲でくるくると回るからです。
きっと小さい頃からの癖で回っちゃうんだろうなぁと思います。

それに、後足が細くて力がない。
これまで運動していなかったことが伺えました。
遊んだ経験もあまりなかったのでしょう、何をやっても集中力がなく、おもちゃは「噛み壊す」以外の遊びを知りません。

それと…ごく初期には、やせ形でヒョロッとしたチンピラ風の中年男性に、普段とは違う反応を見せました。
なので、以前の飼い主はそういう人だったのかな、と想像しています。

さて、このように扱いにくい犬だったハクも、現在は色々なことを学び、経験して、天使のようにすてきな犬に!…はなってないけど、だいぶコミュニケーションがとれるようになってきました。

*********************************

というわけで、わたしは成犬(ぎりぎりパピーの中に入る時期だったかもしれませんが)の里親になるという選択をしたわけですが、それは想像以上に大変なことだ、というのが実感でしょうか。
単純に「ハッピーエンド」とはいきません。
でも、里親云々というより犬を飼うことそのものが大変なんですよね。

もしこれから犬を迎えることを検討している方がいらっしゃったら、ぜひ↓をご覧頂いて、よく考えてから飼って頂きたいと思います。

東京都保険福祉局 「犬を飼うってステキです-か?」


でもね、やっぱり犬を飼うってステキですよ。
だって、あのムクムクのかわいいハクと毎日散歩に行けて、毎日ニコニコ顔を見られるんだから!
わたしはハクを迎えて本当によかったと思っています。

そして、もし本当に犬を飼うなら↓のサイトもご覧下さい。
全国の里親募集中の犬猫が掲載されていますよ。

いつでも里親募集中


と、このような経緯でハクはうちのコになりました。
ここまで読んで下さったみなさま、いかがだったでしょうか。
ハクのものすごい天然っぷりがわかって頂けました?(^_^)
2回に渡ってお付き合い頂きありがとうございました。

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ハクとの出会い(前編)

今までハクとの出会いについて書こう書こうと思いながらも後回しにしてきちゃいましたが、そろそろ忘れ始めているので、書いておこうと思います。
長くなりそうなので、2回に分けて。

ハクを最初に見たのはいつでも里親募集中です。

そこに載っていたのは、

埼玉県
名前:マロ
オス
秋田犬雑種
3歳くらい
幼稚園に捨てられていた(迷子かも)
性格は大人しくて人懐こい


そしてこの写真

ハク


わたしは、「埼玉県かぁ、会いに行くのがちょっと大変かも」と思いつつも、
「体重や日頃の様子など教えて下さい」と問い合わせしたのです。

すぐにお返事を頂いて、体重は23kg、大人しくて人に吠えない、と。

さらに、掲示板には埼玉県で登録されていましたが、今はわたしの家から車で30分くらいの場所で保護されているというではありませんか!
さっそく保護主さんと連絡を取って、会いに行きました。

母と二人で会いに行くと、倉庫の屋根の下に繋留されているマロくん(ハク)がいました。
おすわりしながらブンブンブンブンしっぽを振って、こっちを見ています。

ひと目見て思いました、
お、大きい!
それにこのハチャハチャした動きは絶対3歳じゃない!
もっとずーっと若いに違いない。


はじめにお聞きしていたのとはかなり違うな(年齢も、性格も、本当に雑種なのか?ということも)と思いつつも、すっごくかわいい、と…。

近づいて撫でていると、ビョンビョン跳ねて、現在のやんちゃさの片鱗を見せてくれます。
ちょっと歯を見てみると、真っ白で生えたばっかりみたいでした。

マロくんはおとなしく撫でられたり、興奮してブワッと飛びついてきたり、たまにごろっと横になったりして見せて…

もうこの時には、母と「このコなら…いいよね」と目配せしていました。

マロくんとの対面を済ませ、保護主さんに保護の経緯などお聞きしました。
マロくんはある日の朝、突然幼稚園にいて(捨てられたのか、迷い込んだのか不明)、一週間ほどそこで保護されていたが、やはり幼稚園では飼えず保健所に持ち込まれ、それを引き出してくれたのが保護主さん(その幼稚園の保育士さん)でした。
そして現在の保護場所に移動して1週間くらいとのことでした。

幼稚園で保護されていたときには、ゲリをしていて、全く吠えなかったそうです。
声が出ないんじゃないかと思ったほど、とおっしゃっていました。
今もあまり吠えませんが、きっと一言も吠えられないほど気落ちしていたんだろうなぁと思います。

その他にも、未虚勢であることや、飼育方法の条件(外飼いでもいいと言ってもらえました)、血液検査の結果(フィラリア-)などお聞きしました。

そして、その場で「うちに迎えたい」とお話ししました。

この5日後に、ハクの我が家での生活が始まったのです。


後編に続きます

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